相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら へ行った

景色・相模原市

2024年9月8日(日)晴,23℃~33℃

前線が東日本付近を南下し、関東甲信の山沿いでは所々で雷雨になった。前線の南側の西日本や東海は厳しい残暑が続いた。東京都心も5日連続の猛暑日になった。八王子でも蒸し暑かったが、午後は北方の空は雲が覆ってきた。

アクアリウムさがみはら

相模川は、山梨県と神奈川県を流れる全長約113kmの一級河川。

「相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら」は、「相模川に集い、親しみ、楽しく学ぶ交流拠点」として、2014年にリニューアル・オープンした。幼児と相模原市内在住か市内の小中学校の生徒は入館無料。無料駐車場もある。

相模川の近く、相模原市中央区水郷田名地区にある当施設は、水上に浮かぶような美しい施設で、かながわの建築物100選の一つに選ばれている。

2024年9月7日(日)、アクアリウムさがみはらを訪問した。当日は、子供連れの家族がたくさん訪れていた。

入口に入ると、正面に「アユ水槽」がある。相模川はかつて「鮎川」と言われるほど、アユがたくさん生息している川で、アユは相模川のシンボルとして展示されている。

流れのアクアリウム

入口からまっすぐ進むと、当施設のメイン「流れのアクアリウム」がある。

相模川の水源から河口までの全長113kmを、長さ40mの大型の環境再現水槽で表現している。相模川の上流から下流、相模湾の各エリアで生息する魚類が展示されている。

相模川は、富士山ろくの渓谷からはじまり、里山などから数多くの支流が流れ込んで、多様な生態環境が形成されている。相模川には約130種の魚が生息しており、神奈川県では一番、東日本でも多様な魚種がいる川とされている。

◎上流域

山梨県内の源流から城山ダムまでの上流域は、川幅が狭く流れが速い。川底には礫が多く、岩の陰にイワナ、ヤマメなどが隠れている。

◎ 中流域

アユ、ウグイ、オイカワなど川の上流から下流域まで広く生息している。

一方、オオクチバスやブルーギルといった「外来種」が増えており、相模川の固有種が絶滅するなど、生態系への悪影響が懸念されている。

◎ 下流域

全身が銀色で大きいものは25cmにもなる「マブナ」やコイが下流域で最も多く見られる。

河口付近

ハゼ、ボラ、ウナギなどが見られる。海洋性のエイやサメなどもいる。

館内イベント

館内では、毎日、色々なイベントが開催されており、専門員から子供たちなど一般参加者にガイドされる。

展示だけでなく、魚へのエサやり、ゲーム、手作り作業など、楽しみながら学べる企画がたっぷりある。

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