川崎市立日本民家園 へ行った

景色・川崎市

2025年5月24日(土)曇/雨,16℃~21℃

前線を伴った低気圧の影響で、西日本から東日本へ雨の範囲が広がった。東京でも昼すぎまで曇で、夕方には雨が降ってきた。気温も上がらなかった。八王子でも夕方から雨が本降りになった。

◎ 雨でランなし

川崎市立日本民家園 とは

川崎市立日本民家園は、急速に消滅しつつある古民家を永く将来に残すことを目的として、1967年に開園した野外博物館

緑あふれる生田緑地の約3haの敷地に、重要文化財7棟をはじめとする江戸時代の古民家、水車小屋、歌舞伎舞台など、計25の文化財建造物を移築、展示している。

2025年5月22日、生田緑地ばら苑を訪れた後、入園した。(有料)

◎ 入母屋造り(国指定重要文化財)

地元川崎市麻生区の農家。17世紀末~18世紀初期の造り。

◎ 合掌造り(国・県指定重要文化財)

富山県五箇山の合掌造りが3棟移築されている。18世紀に造られたもの。豪雪地帯なので屋根が急傾斜。屋根裏の広い空間では養蚕や食糧、燃料を蓄えておく。

◎ 九十九里浜の網元(国指定重要文化財)

千葉県九十九里町の地引網漁の網元の家で、17世紀に建てられた。棟を別にする分棟型民家。

囲炉裏では、ボランティアの方が火を起こしていた。来園者も上がってくつろぐことができる。

◎ 南部曲屋(国指定重要文化財)

岩手県紫波町。1750年代の旧南部領。母屋に対して曲がった部分に馬屋がある。天井はすべて吹き抜けで建物全体が1室となる。

◎巨大な水車小屋(川崎市重要歴史記念物)

19世紀中期、長野市に所在。直径3.6mの車輪。小屋の中には、木製の歯車装置があり、製粉、精米、わら打ちができる。

維持管理

日本民家の茅葺屋根は、ススキ、アシ、稲わら、麦わらなどの植物でできており、20年から30年位で葺き替え作業が必要となる。民家の屋根の上に緑の雑草が伸びていた。

他の民家では、屋根の葺き替え作業が行われていた。

木材と茅などの植物と土塀で作られている古民家を、風雨にさらされながら、長年にわたって維持していくのは大変な苦労とコストがかかるということを実感した。

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