第27回平和祈念 八王子とうろう流し

景色・八王子市

2023年7月22日(土),晴れ,25℃~36℃

日本列島は広く高気圧に覆われて、晴れて暑さが続いた。関東・甲信でも今日、梅雨明けした。全国で最高気温30℃以上は557地点、35℃以上は25地点となった。八王子でも32℃だったが、35℃以下だとホッとする。

「平和祈念 八王子とうろう流し」とは

八王子とうろう流しは、八王子大空襲で亡くなられた方々の五十回忌にあたる1994年に、戦争の記憶を風化させないこと、また二度と戦争の災厄を起こさないという誓いを込めて、八王子市仏教会を中心に平和祈念のとうろう流しが執り行われ、以降、毎年7月に開催されている。平和祈念・戦没者慰霊、さらに東日本大震災などの犠牲者のために、浅川河川敷で慰霊法要と「八王子とうろう流し」が行われてきた。
例年約3,000のとうろうが浅川に流され、浅川の夏の風物詩として定着している。

八王子とうろう流しは、新型コロナ感染症対策で2020年から3年間中止されたため、今回は4年ぶりの実施となった。

2023年7月22日の様子

7月22日(土)18時37分、浅川の鶴巻橋、八王子市役所北西の浅川河川敷に着いた。

僧侶たちが入場するところだった。

お札が撒かれたので、拾った。

祈念式典

僧侶たちが着席して、法要が始まった。

なお、コロナ前には、とうろうを流す前に、オープニングイベントが行われたり、会場内に地元町会の模擬店が出店して賑やかだったが、今回は僧侶の祈念の言葉と市民の焼香が厳かに行われた。

とうろう流し

八王子市内の僧侶の方々が祈念の言葉を唱える中、ろうそくが灯された「とうろう」が浅川の川面に流されていった。

とうろうは、鶴巻橋を通過した所で、火を消されて、回収されていた。

今回は、とうろうの数は前回の半分ほどで、19時頃に終了した。

(コロナ前の2018年7月21日19時18分撮影)

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