愛宕神社の千日詣り・ほおずき市

景色-東京23区
2017.6.24

2023年6月23日(金),曇り,16℃~22℃

梅雨前線が南下して九州から東海は天気が回復してきたが、関東から東では寒気の影響で雲が多くなった。東京でもどんよりした曇り空が続き、肌寒かった。

◎夜7kmランニング

21時20分スタート、20℃で好条件だったが、前日雨でラン休して調子悪かった。ラスト2kmで少しペースが上がった。(1km)5分55秒 (2km)11分37秒[5:42] (3km)16分44秒[5:06] (4km)21分21秒[4:37] (5km)26分19秒[4:58] (6km)30分52秒[4:32] (7km)35分16秒[4:24]

愛宕神社の出世の階段

東京都港区にある愛宕神社は、1603年、江戸幕府徳川家康公の命により防火の神様として祀られた。愛宕神社は、標高26mの愛宕山山頂にあり、ここは23区内で自然の地形としては一番高い山。

このふもとから神社へ上る86段・角度40度の急階段は「出世の階段」と呼ばれている。3代将軍家光の命により馬で石段を駆け登った武士が大いに称賛された故事による。ここは幾度か登ったが、いつもビビる。

愛宕の千日詣り

2018年6月23日、階段を上り終えて、社殿に向かうと、多くの参拝者が茅の輪(ちのわ)をくぐる順番を待っていた。この2日間に愛宕神社の社殿前に作られた茅の輪をくぐり愛宕神社に参拝すると、千日分の御利益があると昔から信仰されている。茅ノ輪の横の立札に、説明書きがあった。
「日本では神代の昔からこの季節 茅ノ輪を作り 身体につけさげたり 門辺に立てたりして疫病や災難を除く 茅ノ輪くぐりの行事が行われていました」

大きな茅の輪の中を「水無月の夏越の祓する人は、千歳(ちとせ)の命延(の)ぶというなり」と唱えながら8の字を描くように3度くぐり抜けることで、罪穢れを祓い、無病息災・延命長寿のご利益を授かることができると言われている。

茅ノ輪くぐりの順番を待つ行列は神社の駐車場の外まで延びていて、100人位になっていた。

愛宕神社は、火に関するもの、防火、防災、印刷・コンピュータ関係、商売繁昌、恋愛、結婚、縁結びご利益があるとされている。

6月24日には「中祭式(夏越の祓・なごしのはらえ)」が行われる。紙で作られた形代(ひとがた)に自分の厄を移して、身代わりとして愛宕神社に納めることで、半年間の厄を祓い清めることができるといわれている。

愛宕のほおずき市

神社横の店先には、お祓い済みの青いほおづきの鉢が並べられていた。今は各地で行われているほおずき市は、もとは愛宕神社から始まったもの。
愛宕神社の境内に自生していた“ほおずき”を煎じて飲むと、子供の癇・婦人病などに効くと言われたことから人気がでて、ほおずき市が立つようになったという。

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