浮間-荒川堤防-浅草15kmウォーク&ラン(その1:浮間さくら草祭り)

ウォーキング東京23区

2023年4月9日(日),晴れ,4℃~18℃

土曜夜から本州付近に強い寒気が流れ込んで気温急降下した。東京でも日曜は朝から晴れたが、朝の最低気温10℃を下回り冷えこんで、日中も南風はやや肌寒かった。八王子の朝は4℃だった。

浮間-荒川堤防-浅草15kmウォーク&ラン(その1:浮間さくら草祭り)

都立浮間公園

9日(日)、9時50分、JR埼京線浮間舟戸駅前に着いた。駅前にある都立浮間公園に向かった。

公園の真ん中に大きな浮間ヶ池があり、池周囲の遊歩道脇の八重桜が満開になっていた。

浮間ヶ原桜草圃場

浮間公園の東側に浮間ヶ原桜草圃場がある。

◎浮間ヶ原の桜草

桜草は、かつては荒川下流域の湿地帯に多く群生しており、浮間ヶ原では桜草が群落をつくり、四月には一斉に花が咲きそろい、花見客が荒川をさかのぼり、茶店も立ち並んで大いに賑わった。昭和初期に、荒川の改修、築堤工事により荒川本流が大きく変えられ、桜草の繁殖と生育に必要な荒川の氾濫はなくなったため、桜草は減少してしまった。昭和30年、絶滅の危機に瀕していた桜草を救おうと、地元の農家の人たちが旧家に残されていた桜草の栽培に着手した。試行錯誤の末、37年に栽培に成功。同8月に「浮間桜草保存会」が結成された。会員の心のこもった栽培作業によって、圃場内に当時の浮間ヶ原の面影がよみがえってきた。

浮間さくら草祭り

昭和39年に、圃場が一般公開され、翌40年から「浮間さくら草祭り」が始まった。

今年は、4月8日(土)~17日(月)の間、浮間ヶ原桜草圃場は無料で一般公開され、ライトアップは、8日(土)~16日(日)午後5時~8時に「花と光のムーブメント」(東京都事業)の一環として行われている。主催は、東京都北区と浮間ヶ原桜草保存会。

◎ 9日の訪問 

桜草の種類はピンク色の「浮間ヶ原」や、純白の「浮間白」、赤紫色の「浮間五台紅」など。地元小学生の栽培している桜草が展示されている。

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