高幡不動尊「国宝まつり」で五重塔に昇った

景色・日野市

2023年4月29日(土),曇り,10℃~23℃

低気圧や前線に向かって湿った空気が流れ込んで雨雲が発達し、九州から近畿に雨が広がった。東京でも朝方は晴れていたが、昼頃には雲が広がって南風が強くなった。

高幡不動尊の「春期大祭国宝まつり」へ行った

日野市にある高幡不動尊では、毎年「春期大祭国宝まつり」が開催されている。高幡不動尊は真言宗智山派別格本山で、正式名は高幡山明王院金剛寺、通称高幡不動(尊)と言われている。

毎年、4月下旬に春期大祭国宝まつりが開催されているが、令和5年は弘法大師(空海上人)が宝亀5年(774年)に讃岐国(香川県)でお生まれになってから1250年になるので、4月26日から29日にかけて記念行事が行われた。

五重塔仏伝彫刻拝観

4月28日、高幡不動尊を訪れた、この日は、年に1日だけ、五重塔内部が一般公開されて、最上階まで昇ることができる。

五重塔は、平安初期の様式を模して約5年をかけて建築され、昭和55年に竣工したもので、塔高39.8m、総高45m、和様、三手先出組、青銅瓦葺、平安初期の様式を模した荘厳な佇まいとなっている。朱色の塔と金色の法輪は遠方から見ることができ、高幡不動尊のシンボルとなっている。

五重塔に昇るのは今回が初めて。5重塔地下の拝殿の脇から、すれ違いがやっとできるくらいの狭いらせん階段を昇っていった。階段の周囲の壁面には、仏伝彫刻が配置されている。地下から4階の屋根の上に出るまで100段位あるそうだ。

最上階に着くと、外に出ることができて、ぐるりと1周した。ちょうど空いていたので、周りの景色をぐるり撮影した。

世界平和祈願 稚児練供養大護摩修行

子供の無病息災、世界平和を願って、稚児練供養が行われた。毎年、初不動の1月28日と春季大祭国宝まつりの4月28日に行われている。

12時45分、山門から僧侶、火消衆の後に、きれいに着飾った稚児たちが歩いた。可愛い稚児たちにたくさんのカメラが集まった。

境内を練り歩いた後、不動堂に入って、護摩修行が行われた。

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