小石川後楽園の花菖蒲

景色-東京23区

2024年6月2日(日)曇/雨,16℃~22℃

低気圧が日本海から本州に接近して、上空に強い寒気が流れ込んで大気不安定になり、広く雨が降った。八王子でも雨が降ったりやんだりのぐずついた天気になった。 

小石川後楽園とは

小石川後楽園は、江戸時代初期1629年、水戸徳川家の二代藩主水戸光圀の代に完成した庭園で、池を中心にした回遊式築山泉水庭園。造成に当たっては、中国の風物を取り入れた庭園になっている。

小石川後楽園は、文化財保護法による国の特別史跡・特別名勝に指定されている。

後楽園の名は、中国の「岳陽楼記」の「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに遅れて楽しむ」から名づけられた。

花菖蒲を楽しむ

小石川後楽園では、5月下旬から6月上旬にかけて約700株のハナショウブが見頃を迎える。その見頃に合わせて、2024年5月25日から6月9日までの間、「花菖蒲を楽しむ」と題して、より近くでハナショウブを観覧できるように菖蒲田の脇に木道が設置されている。

6月2日に訪れると、花菖蒲はちょうど今、見頃を迎えている。

背景には26階の文京シビックセンターがそびえている。

涼しげな白や薄紫、濃いめの青、雅な紫など、約660株が咲いている。

雨がちで足元はあまり良くなかったが、木道「花菖蒲の小道」があるので安心して歩くことができた。和服に草履でも安心だ。

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