2023年5月11日(木)晴れ/雨/曇,12℃~20℃
全国的に青空が広がって暖かくなったが、関東では上空に強い寒気が南下して、午後には天気は急変して所々で雷雨になった。
八王子でも14時頃から雨が降り始めて、15時頃には雷雨になった。
神田明神の神田祭
神田祭とは
神田祭(かんだまつり)は、東京都千代田区にある神田明神(正式名称は「神田神社」)で行われる祭礼。神田明神は、神田・日本橋・秋葉原・大手町・丸の内・旧神田市場・築地魚市場など108町会の総氏神
神田祭は、江戸時代から続くお祭りで、山王祭、深川祭とともに江戸三大祭の一、京都の祇園祭、大阪の天神祭とともに日本の三大祭りの一に数えられている。
神田祭は、山王祭と交互に、本祭りが行われており、令和5年(2023年)は、5月13日(土)に神幸祭・附け祭、14日(日)に神輿宮入が行われる。
平成29年の神田祭
○神田明神
2017年5月13日(土)13時すぎ、あいにく雨だったが、神田明神の隋神門を通って境内に入ると、御神殿前に御神輿が置かれていて、屋内の山車ではお囃子が行われていた。
境内では、太鼓フェスティバルが行われていて雨を吹き飛ばす勇壮な音が響きわたっていた。また、神田祭とアニメ「ごちうさ」とソードアートオンラインとのダブルコラボで、絵馬、絵馬ストラップ、カステラ饅頭などのグッズ販売が行われて、長い行列ができていた。
○ 御神輿
神田明神から神幸祭の一行を見るために水天宮へ歩いた。途中の秋葉原や岩本町、人形町などで、御神輿の練りが行われていた。雨などものともしない熱気があふれていた。
○御神幸
15時頃、水天宮前駅交差点に着くと、神幸祭巡幸の御一行がやって来た。神幸祭巡幸は、朝8時に神田明神から出発して、神田、日本橋の氏子108町、約30kmを周って、19時に神田明神に戻る。途中の13時頃には、両国旧御仮屋(東日本橋駅付近)で休憩し神事を行う。
御一行は、神田神社の御祭神:一の宮・大己貴命(だいこく様)、二の宮・少名彦命(えびす様)、三の宮・平将門の鳳輦(ほうれん)と宮神輿が中心となって、平安装束をまとった人々に付き添われ粛々と行進する。巫女(巫女装束)と乙女(壺装束)役の若い女性4名ずつも歩く。
相馬野馬追の騎馬武者御一行が登場した。
○附祭(つけまつり)
神幸祭の御一行の後に、「附祭」」といわれる一行が続いてきた。これは昔の町民の祭りで、巨大なはりぼての人形が曳かれたが、今はバルーンになっている。花咲か爺さん、浦島太郎、大鯰と要石、大江山凱陣などがあった。
神田祭は、この後、クライマックスへと向かっていくが、ここで帰ることにした。
令和元年(2019年)の神田祭
令和元年の神田祭は、5月9日から15日までの間に開催された。
○ 5月11日(土)の様子
宮神輿(みこし)などが氏子町会を巡る神幸祭が行われた。
神幸祭では、午前8時半頃に、神田明神の祭神を乗せた「一の宮鳳輦(ほうれん)」「二の宮神輿」「三の宮鳳輦 」をはじめ、諌鼓山車(かんこだし)や獅子頭山車などからなる行列が氏子108町会(神田、日本橋、大手・丸の内、秋葉原)約30㎞を一日がかりで巡り、神々の力によって各町会を祓い清める。
○ 大手町交差点付近
10時半、御一行は、大手町の神田明神旧蹟地にある平将門公を祀る将門塚の前に着いた。ここで「奉幣の儀」を行った。
11時前、神幸祭の御一行が出発した。令和元年で、天皇陛下御即位御大典の行進をした。
この後、午後の日本橋三越前から、神幸祭御一行に、「附(つ)け祭」として巨大な曳き物や平将門による軍事訓練「野馬追(のまおい)」に由来する福島県相馬地方の騎馬武者なども行列に加わって、数千人規模の大行列へと膨らみ、日本橋や神田などを練り歩き、大いににぎやかになっていく。
○ 神田明神境内
11時半、神田明神に着いた。
境内にはたくさんの参拝者がいて、周辺では太鼓などの演芸会や露店なども立ち並んでいて、華やかな雰囲気に包まれていた。
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