2025年1月12日(日)曇,-2℃~9℃
本州南岸を低気圧が東へ進んで、九州南部をはじめ列島各地で大雪、厳しい寒さになった。東京では曇りで雪は降らなかった。午後には晴れ間も見えたが、冷え込んだ。
八王子消防記念会 とは
江戸時代から、建築物に関して豊富な知識を持つ鳶職は「町火消」の中心となって活躍し、明治時代には消防組の全国統一により八王子で8組の官設消防組が誕生した。そして、これらの消防組を前身として、1957年に八王子消防記念会が結成された。
現在、八王子消防記念会は、消防の歴史と文化を継承する団体として、町火消の象徴である半纏(はんてん)に身を包み、地域のさまざまな行事で「木遣」「纏(まとい)振り」「はしご乗り」の技を披露している。
新春はしご乗り
2025年1月7日12時50分、八王子駅北口放射線ユーロードの南端に着くと、「はしご乗り」が終わるところだった。見逃してしまったかと焦ったが、その後、卓越した腕力を要する纏い振りを先頭に、作業唄として唄われた木遣りを唄いながらユーロードを練り歩いていったので、後を追うことにした。
13時、中町公園で「新春はしご乗り」の式典が始まった。
13時15分、はしごをトビでしっかりと支えた。これは相当な腕力とバランスが必要で難しい。
高さ4間(7.2m)のはしごの上での妙技が始まった。3人の乗り手が登場して、次々と華麗な技を披露した。
八王子消防記念会は、消防活動の普及だけでなく、姉妹都市の日光市など各地で活動して八王子の伝統文化を紹介している。今後の活躍を期待しよう。
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