2025年1月9日(木)晴れ,-1℃~13℃
今季最強寒波が流れ込んで、東北から山陰の日本海側や西日本などで雪が断続的に降って積雪が急増している。関東では乾燥した冬晴れが続いた。富士山はスッポリ雪煙の中。
◎ 夜8kmランニング
19時、5℃、西風3m/s。気温はまあまあだったが、風があって寒かった。2kmまでゆっくり走で、その後7kmまで全力走して4分40秒/kmだった。(1km)6分0秒 (2km)11分38秒[5:38] (3km)16分46秒[5:07] (4km)21分18秒[4:32] (5km)26分04秒[4:45] (6km)30分43秒[4:39] (7km)35分06秒[4:23] (8km)40分11秒[5:05]
田名八幡宮
相模原市中央区水郷田名は、田名地区の中でも特に相模川に面した久所を中心とした地域。
水郷田名の中心にある田名八幡宮は、一説には799年創建とも伝えられ、千年以上の歴史を持つ古い神社で、江戸時代には田名村の鎮守様として信仰された。御祭神は、誉田別命。
現在の神殿は老朽化のため2009年に改築されたもの
本殿の梁に歴史を感じる。
的祭(まとまち) とは
田名八幡宮の代表的行事は、毎年1月6日に行われる的祭。
的祭は、その年の豊凶を占う伝統行事で、的場で弓を放ち、射た弓矢の結果で今年1年の実りを占うもの。
起源は源頼朝の時代とも、元禄時代ともされている。2001年に相模原市指定民俗文化財(風俗慣習)に指定され、田名八幡宮的祭保存会が保持に取り組んでいる。
2025年の様子
11時55分、社殿の前から鼓笛隊が出発して、村内を行進した。まだ晴れ間も見えて雨は降っていなかった。
12時半、花火の音が響いて、社殿内で的祭に関する儀式が始まった。神官がくじ引きで正副の射手を決め、弓矢を授ける。
この頃から、雨が降り始めた。
13時、花火の音が響いた。行事の開始を伝えるものだろう。
13時10分頃、社殿から神官を先頭に出席者が出てきて、神殿の後ろにある天地大明神に参拝後、社殿のを左回りに3周して、的場に着いた。
神楽殿の前に的場が設営されていたが、雨のために椅子が濡れてしまったので、関係者は射手の周りで立って見守った。
射手は満2歳から5歳の男児、前年に不幸のなかった家から選ばれる。
13時25分頃、お祭りが始まった。
矢は、一ノ矢が天下、二ノ矢が地頭、三ノ矢が農民の幸せを祈って射られ、一人ずつ3 回(本年は3名なので)計9回射て、その年の豊凶を占う。
すべての矢が的に命中して、今年は豊作の良い年になると発表された。期待しよう。
この日は雨が降っていたが、的の黒色部分の墨汁はまったくにじんでいなかった。これは、先祖代々伝えられている的の製法で、黒色部分は墨汁にナスを焼き焦がしたものを刷り込んで作っているおかげだという。
さすが先人の知恵はすごいと感心した!
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