2025年12月20日(土)曇り/雨,1℃~11℃
移動性高気圧が日本列島の東に離れていって、西から低気圧と前線が接近してきて、西日本から関東では雨雲が広がった。八王子でも朝から曇りで、夕方から本降りの雨になった。
浅草寺歳の市(羽子板市)
江戸の歳の市は浅草が最も古く、万治元年(1659年)頃と言われている。浅草寺の「歳の市」は毎年12月17日から18日に行われ、日常生活用品の他に新年を迎える正月用品が主になり、それに羽子板が加わり華やかさが人目をひくようになった。

江戸末期からは、その華やかさから押し絵羽子板が「市」の主要な商品となり、いつしか市が「羽子板市」と言われるようになった。
現在では、12月17日~19日の3日間開かれ、浅草寺境内には数十軒の羽子板を売る店が並び、師走の風物詩となっている。

2025年12月18日、浅草寺を訪れると、各店には、江戸情緒ある歌舞伎の絵柄の羽子板が重ならずすべて見えるように整然と並べられている。芸術作品!

さらに、この年話題の時事や人気キャラクター、タレントなどを題材にした変わり羽子板などもある。

宝蔵門前の羽子板保存会では、この市の期間中にしか購入できない特別な有卦干支羽子板(*厄除けの赤色で鐘馗のシルエットをあしらっている)などが頒布されていた。

東京藝術大学デザイン科と羽子板職人の職人とのコラボレーション作品の展示

浅草伝統文化まつり
2025年12月17日・18日、浅草壱福小路・浅草伝法院通り商店街振興組合主催により、浅草寺周辺で「浅草伝統文化まつり」が開催され、浅草芸妓連、太神楽、活弁、講談、落語が演じられた。ちょうど、太神楽が終わったところで、拍手だけ参加した。


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