2025年1月18日(土)晴,-4.9℃~9.4℃
広く高気圧に覆われて、全国的に穏やかに晴れた。八王子でも朝からスッキリ晴れて、今季最低気温になった。日中も寒気におおわれて冷え込んだ。
都立小山内裏公園のどんど焼き
都立小山内裏公園は、多摩丘陵西部の町田市と八王子市にまたがる広大な公園。森林に囲まれ、池もあり、自然豊か。
2004年の都立小山内裏公園の開園後から、広い草地広場で、1月中旬に、近隣住民の力で「どんど焼き」が行われてきている。
京王相模原線多摩境駅、南大沢駅からも近く、どんど焼きを見るために、毎年2,000人以上の人達が集まる大イベントになっている。
2024年は、1月19日(日)に行われる。
八王子~都立小山内裏公園(2019年)
2019年1月14日10時07分、6℃、晴れ、北風4m/s。都立小山内裏公園で行われる「どんど焼き」を見るために、八王子駅南から出発した。
目的地まで最短ルートでも7.8kmあるので、11時の点火に間に合うためにはキロ6分半以内で走らなければならない。しかも峠越えの2kmの上り坂があるので、今(2025年)の実力では無理だが、当時はまだ走力があったので、上り坂をなんとかこなして、10時57分に、小山内裏公園に着いた。
管理事務所の横には、消防自動車が3台並んでいて、玄関前では町田市のグループによる太鼓演技が行われていた。
どんど焼き
「どんど焼き」は日本全国に伝わる小正月(1月15日)の火祭り行事で、正月飾り、門松、書初めなどを持ち寄って積み上げて焚き上げ、1年の無病息災と五穀豊穣を祈る地域の伝統行事
11時、小山内裏公園パークセンター前の里山広場で、高さ8mにも積み上げられたヤグラ「どんど」に、点火された。
最初は煙がくすぶっていたが、火が大きくなって、弱い北東の風にあおられて赤い炎が出ると、瞬く間に全体に炎が広がった。
風は弱かったが、時々、炎が勢いよく上空に舞い上がると、その迫力に、炎を見守っていた来場者から大きな歓声が上がった。
炎から遠く離れていても、その熱で顔が火照った。
3分ほどでヤグラ全体が炎に覆われた。
東京消防庁と町田市消防団、八王子市消防団の団員たちが警戒して、類焼防止の活動をしていた。
5分後には燃え崩れてきた。
11時25分頃には炎はほとんどなくなった。
11時半から、燃やした残り火で繭玉団子を焼くことになった。細い竹にさした繭玉団子や餅を焼いて食べれば、1年間健康でいられるという。団子は先着500名に1本100円(1名2個まで)で販売された。
会場には地域の方々による豚汁・小豆粥・甘酒などの模擬店があり、和太鼓演奏も再開されて、大いに賑わった。
小山内裏公園のどんど焼きは、毎年訪れたい行事だ。
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