世界文化遺産「富士山」の忍野八海 へ行った(その1)【山梨県忍野村】

景色・山梨県忍野村

2024年7月5日(金)晴れ、24℃~36℃

〇2日連続猛暑日

前線は北日本に北上して、西日本、東日本は真夏の暖かな空気に覆われて強い日差しで気温上昇し、最高気温35℃以上の猛暑日地点数は162、30℃以上の真夏日は650で全体914の3分の2を超えた。八王子でも2日連続の36℃になった。

◎夜4kmランニング

21時59分、28℃、微風、ランスタート。蒸し暑く呼吸が苦しく、股間がダルくて力が入らないのでゆっくり走、最後までしんどかった。(1km)7分25秒 (2km)13分05秒[5:39] (3km)18分02秒[4:58] (4km)22分47秒[4:42]

富士講と忍野八海

忍野村は、かつて湖だったが、富士山の噴火活動を幾度も経て湖は涸れ、富士山の伏流水に水源を発する湧水池がいくつか残った。その代表的な湧水池が現在の「忍野八海」となった。

古来、富士山では、山頂・山域への登拝、巡礼を通じて、神仏の霊力を獲得し擬死再生を求める富士山独特の文化的伝統が育まれた。特に、江戸時代には、富士講という民間信仰が隆盛し、その信者は八つの湖沼において禊を行った。「忍野八海」も禊を行った湖沼で「富士山根元八湖」と呼ばれた。

忍野八海は、1934年に国指定天然記念物に指定され、1985年に、水質・水量・保全状況・景観の良さから環境庁による全国名水百選に選定された。


2013年6月、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」が世界文化遺産に登録され、この構成資産(富士山とその周囲にある神社、溶岩樹型、湖沼など山梨県と静岡県あわせて25件)の中に「忍野八海」の一つひとつの池が記載されている。

2016年6月19日と2019年6月16日、午前中に西湖ロードレースに出場した後、忍野八海を訪れた。

お釜池(二番霊場)

最初に、新名庄川の大橋に近いお釜池を訪れた。
木陰でうす暗かったが、湧水は池から流れ出ていて水は澄んでいた。八海の中で最も小さい池だが、深さ4mもあって水量豊富で青く透き通っている。

新名庄川に沿って進んだ。川の水は澄んでいる。

銚子池(四番霊場)

2つの木橋を渡って、まもなく四番霊場の「銚子池」に着いた。
池の底の砂地から砂を巻き上げ水が湧いているのがよく見えるが、水深は3mある。縁結びの池と伝えられている。

濁池(六番霊場)

銚子池から少し歩くと、水車小屋と池が見えた。水車は緑のコケに覆われていて風情がある。水車に近づくと、急に観光客が増えた。
濁池は、名前とは違って、澄んだ水で、周囲は美しい庭園になっていて飲食店や土産物店があってにぎやかだ。

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