大國魂神社の「すもも祭」

景色・府中市

2024年7月20日(土)晴,24℃~37℃

梅雨前線が本州の日本海側に停滞して、前線に近い北陸や東北などでは雨空の一方、太平洋側は晴れて気温上昇し、12日ぶりに猛暑日が130地点を超えた。八王子でも猛暑日になった。夕方には雷が鳴って少し雨がパラついた。

大國魂神社のすもも祭

7月20日、夏の風物詩として親しまれている「すもも祭」が、東京都府中市にある大國魂神社で斎行された。

2024年7月20日12時、大國魂神社参道に着いた。府中市でも35℃を超えていたが、土曜日で夏休み初日になったことから、特に多くの参拝者が集まっていた。

待ち時間が長いので、日傘が目立った。

「すもも祭」の起源は源頼義・義家父子が、奥州平定(前九年の役)の途中、大國魂神社に戦勝祈願をし、戦に勝ち凱旋の帰途、戦勝御礼詣りのためこの祭がはじまった。その際神饌の一つとして李子(すもも)を供え、境内にすもも市がたつようになったのが名前の由来。

参道では、「果樹王国山梨」のすももなどが売られていた。

からす団扇とからす扇子

同祭で頒布するからす団扇とからす扇子は、平安時代にイナゴの駆除に「烏扇をもってあおげ」という教えを受けた神話から、五穀豊穣(ほうじょう)を願う信仰に結びついた。悪疫防除や病気平癒の御利益もあるとされ、玄関に飾ると魔をはらい幸福が訪れるといわれる。

頒布会場は長い行列になっていた。

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