伝承のたまてばこ(多摩伝統文化フェスティバル2024) を見た

景色・八王子市

2024年9月29日(日)曇,20℃~23℃

本州付近は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が多く、所々で雨が降った。東京でも沿岸部では雨が降った。八王子では曇りだったが、雨は降らなかった。

伝承のたまてばこ:多摩伝統文化フェスティバル2024

多摩地域には古くから多くの芸能が息づいている。街道や宿場、行商人の往来により、文化の交流も盛んだった。

そんな多摩地域の伝統文化・芸能を紹介するイベントが、2024年9月28日(土)・29日(日)、八王子駅北口放射線ユーロード付近で開催された。

28日の野外ステージイベントは、雨予報のために、屋内会場に変更された。

きょうげんあそび

桑都テラスの屋内ステージでは、当初予定通りの演目が行われていた。13時から「演劇ネットワークぱちぱち」による狂言の紹介が行われた。

人力車「お練り」巡行

14時前、三崎町公園に行くと、雨は降らないようなので、急遽、予定変更して、八王子芸妓衆の街中お練りが始まった。

秋川歌舞伎(あきる野市)

桑都テラスに戻ると、秋川歌舞伎保存会あきる野座による歌舞伎が演じられていた。子供の演者がしっかりと踊っていた。

大戸囃子保存会(町田市)

雨天スケジュールによって、学園都市センター12Fイベントホールで公演が行われた。

町田市相原町大戸地区の祭囃子が「大戸囃子」として相模原市や八王子市など各地にも広く伝えられてきている。町田市無形民俗文化財の指定を受けており、東京都などの表彰をうけている。 

八王子車人形・薩摩派説経節

引き続き、学園都市センターでの公演を観覧した。八王子車人形 西川古柳座による人形操作と、薩摩派説経節の会による「日高川入相花王 天田堤より渡し場の段」が演じられた。

車人形は、三つの車がついた箱型の車に腰掛けて一人で操る、特殊な一人遣いの人形芝居。江戸時代の粋を伝えるという八王子の伝統文化

案珍・清姫の物語を、巧妙な車人形と迫力満点の説経で堪能した。

八王子千人連

29日のフィナーレを飾ったのは、八王子千人連の華やかで楽しい阿波踊り。

ステージ上の踊りを見ながら、ステージに近づいて楽しく踊っていた小さな子供がもうじき伝承の担い手に加わるだろう!

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