八王子市内の大イチョウの黄葉

景色・八王子市

2025年12月3日(水)曇/雨,7℃~13℃

冬型の気圧配置となり、日本列島に強い寒気が流れ込み、北日本や日本海側では雨から雪に変わった。関東から西日本の太平洋側では雲が広がり、全国的に冬らしい寒さ。八王子でも夕方から北風もあって寒かった。

◎ 夜,寒くてランなし

八王子市指定天然記念物のイチョウ

八王子市の「市の木」は、市制施行60周年を記念して1976年に「イチョウ」が選定された。

八王子市指定の天然記念物のイチョウは、2025年12月現在3件(甲州街道イチョウ並木、大塚神明社のイチョウ、平町大蔵院のイチョウ)ある。

甲州街道イチョウ並木

1927年の大正天皇の多摩御陵完成に伴い、1929年に道路改修された際に、宮内庁によって植えられた。当時は2mほどだった苗が、今では15m以上に達しているものもある。
1964年に甲州街道が、東京オリンピックの自転車競技のロードレースコースとされたのを機に天然記念物に指定された。八王子市追分町から高尾町にかけての約4キロメートル。高さ平均15m

(2025.11.16)

大塚神明社のイチョウ

八王子市鹿島に所在する大イチョウは、かつてここにあった神明社の御神木で、神明社が多摩ニュータウン造成の際に移転したため伐採されそうになったが、市の文化財に指定され残された。イチョウの樹齢は約500年と推定。1973年に市天然記念物に指定。高さ約22.5m、目通り(地上約1.2mの幹の太さ)約5.7m(2009年時点)

大イチョウのすぐ西側を多摩都市モノレールが通る。訪れた時(2025.12.3)には、すでに大半の葉は散っていた。

南隣には、由木東市民センターがある。

平町大蔵院のイチョウ

八王子市平町に所在する大蔵院の西側にある大イチョウは、文政6年に書かれた「武蔵名勝図会」にも記され、当時からこの辺りのシンボル的な樹木だった。また、徳川家康が当時の名主である平氏に金銭を賜り、これをご神体とした東照宮を祀ったことから「金銭平の大公孫樹」ともいわれている。推定樹齢は500年。

1964年に市天然記念物に指定。高さ約11m、目通り約6.2m(2009年時点)。

訪れた時(2025.12.3)は、黄葉のピークだった。

太い樹幹の根本には割れ目が入っていて、年代の古さを感じる。

八王子市内の大イチョウ

JR八王子駅の南西にある「いちょう公園」には、その間のとおり、大イチョウがある。(2025.12.2)

枝が横に広がっていて、下から見上げると、黄色の雲の中に入った感じ。

JR八王子駅南にある「子安公園」には近くの園児が毎日訪れてにぎやかで、2本の大イチョウの周りは黄色いじゅうたんになっている。(2025.12.2)

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