二宮神社秋季例大祭(生姜祭り)へ行った【あきる野市】 (2023年)

景色・あきる野市

2023年9月10日(日),晴れ,22℃~32℃

関東や東北は高気圧に覆われて雲が多いものの晴れて蒸し暑くなった。東京はまた30℃を超えて真夏日が復活した。一方、西日本では湿った空気が流れ込んで雨雲が広がった。

二宮神社秋季例大祭と生姜祭り

東京都あきる野市の二宮神社は、府中大国魂神社の武蔵総社六所宮の一つとして知られ、開運招神の守護神を祀っている。

二宮神社では毎年9月8日と9日に、秋季例大祭が行われる。この際には、地域で採れた葉根付きの生姜と里芋、餅(「牛の舌」と呼ばれる)の三品が、他の供物とともに神前に供えられる。

祭礼に合わせて、境内には多くの露店が並び、町内では御神輿渡御、おはやしと屋台巡幸などが行われる。

中でも、昔から「二宮神社の生姜を食べれば、無病息災、厄除けになる」との噂が広がり、お祭り見物と生姜を求めて多くの人が集まるようになり、二宮神社秋季例大祭は「しょうが祭り」の名で親しまれるようになった。

令和5年9月9日例大祭の様子

8日は宵宮で、16時からおはやしと山車の町内巡行、19時から太鼓の町内巡行が行われた。9日が本祭で、11時30分からみこし宮出し、14時30分から子どもみこし、16時から中学生みこしなどが行われた。境内と参道周辺には多くの露店が立ち並び、芸能大会も行われ、多くの来場者でにぎわった。

おみこし宮入

17時半、宮神輿が神社階段の前に戻ってきた。そして、門前周辺を練り歩いた。この神輿が登るのは19時の予定。

17時45分、子供みこし2基が戻ってきて、石段を上っていった。

18時頃、暗くなり始めた。宮神輿は石段の前で何度も担がれて、威勢のいい掛け声とともに上下に揺さぶられた。階段を登る前に担ぎ手は疲れ切ってしまうのではないかと心配になった。たくさんの観客が石段の周囲を取り囲んで、身動きが難しくなった。

18時26分、いよいよ宮神輿は石段に向かって動き出した。

18時38分頃、宮神輿は石段を登り始めた。50段近い石段を、少しづつ時間をかけて登っていった。18時49分頃、御神輿はついに石段を登り切った。

お神輿の宮入の後、東京で唯一、農村歌舞伎を伝承している都指定無形民俗文化財の秋川歌舞伎の上演が行われた。

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