
2025年5月5日(月)晴れ,10℃~22℃
本州付近は高気圧に覆われて晴れて、北日本も天気は回復した。八王子でも晴れて初夏の陽気になった。
相模の大凧 とは
相模の大凧は、江戸時代の天保年間(1830年頃)からと言われ、明治時代から本格的な大凧になったとされている。当初は個人的に子供の誕生を祝って行われていたが、時代とともに、個人的なものから地域的なものへと移り変わってきた。
相模の大凧製作技術の伝承・会場確保など、次世代への継承を考慮し、今では4会場で「相模の大凧まつり」が開催されている。
2025年は5月4日・5日に開催されたので、4日に訪れた。
4日9時50分、JR相模線下溝駅で下車して、相模川上流の上磯部会場から下流へ歩いて4会場を巡り、再び、下溝駅に戻った。
上磯部会場
下溝駅から10分で、上磯部会場に着いた。ちょうど開会式が始まるところだった。(下溝駅から0.5km)10分
会場の三段の滝下広場には、6間凧と3間凧が並んでいた。6間凧には今年の題字「喜翔」、3間凧には南区発足15周年記念で「南翔」。

下磯部会場
凧揚げ開始に時間がかかるので、下磯部会場に向かった。
10時45分、磯部頭首工下流広場に着いた。ここでも6間凧と3間凧がスタンバイしていて、ちょうど開会式が始まるところだった。(2.1km)50分

勝坂会場
新戸スポーツ広場の北側にある勝坂会場では、5.5間凧と南翔凧がスタンバイしていた。(2.5km)70分

新戸会場
11時15分、新戸スポーツ広場に着くと、巨大な8間凧と「南翔」凧、さらにアンパンマンやスポンサーなどの凧がスタンバイしていた。(2.9km)85分
広場の周辺には多くの露店が立ち並び、大勢の観客が凧揚げを待っていた。

天気は晴れて暖かくて良かったが、この日の午前中は風が弱く、3間の子ども凧も揚げられなかった。
昼頃には少し風が出てきたが、そのうち北寄りの風が強くなってきた。逆向きの風では凧を揚げることはできないというアナウンスがあったので、13時前には会場を離れて、往路を引き返すことにした。

先ほどの勝坂会場と下磯部会場でも、この日の凧揚げは見送りの様子だった。
上磯部会場
最上流に位置する上磯部会場に近ずくと、凧揚げの向きを逆にしてチャレンジしていた。(6.2km)225分
そして、3間凧「南翔」が少し揚がっていた。この会場は円形なので、風向きに合わせやすいのと、操作をしている凧連の方々の力量によるもの。
最後に、凧が揚がっているのを見ることができて良かった。

13時40分、下溝駅に着いた。(6.9km)230分
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