
2025年12月16日(火)晴れ,-1℃~12℃
気圧の谷が北日本付近を通過して、北海道、東北、北陸は雨や雪になった。関東から九州は晴れて気温は平年並み。八王子でも晴れて穏やかな日和になった。
◎ランの時間なし
谷保天満宮旧車祭2025
東京都国立市にある谷保天満宮は、1908年に有栖川威仁親王殿下を先導として行われた日本初のドライブツアー「遠乗会」の目的地だった。谷保天満宮の梅林で、参加者が語り合って、日本最初の自動車倶楽部 「オートモビル・クラブ・ジャパン(ACJ)」 が誕生した。この日、親王殿下御一行が無事に東京へ帰着したことから、谷保天満宮は「交通安全祈願発祥の地」として知られている。
遠乗会から100年後の2008年に、谷保天満宮で初のクラシックカーイベントが開催された。
2025年12月14日、谷保天満宮境内と周辺の計3会場において、谷保天満宮旧車祭2025が開催された。各会場には、2004年までに生産された国産車・外国車と、主催者が認めたスーパーカーやカスタムカーが多数展示された。
当日は、昼頃まで小雨が降っていたが、午後にはやんで、会場には多くのファンが集まった。
第1会場:JA東京みどり富士見台支店駐車場
JR国立駅から国立駅前大学通りを谷保駅に向かって20分、まっすぐ進むと、谷保駅近くの第一会場に着いた。当会場には40台が集結

第2会場:株式会社遠藤組駐車場
当会場には、すべてミニ車が並んでいた。(10台)

第3会場:谷保天満宮境内
谷保天満宮の参道脇、駐車場、本殿前、神楽殿前、梅林内に140台が並んだ。
2025年は「昭和100年」にあたる節目の年なので、今回は昭和時代のクルマが参道に集結する特別企画が行われた。


参道東側にある谷保天満宮駐車場にも、旧車がぎっしりと並んでいた。

参道の階段を下りていくと、神楽殿前に車が並び、多くの人たちが集まっていた。

14時から、国立駅前大学通りを旧車が走る「近乗会」が始まる直前で、その先頭車となるタクリー号が出発準備していた。タクリー号は、1930年オースチン7をベースに、旧車祭のマスコットとして作られたもので、実物より小柄だという。

この会場の多くの人たちが見ていたのは、タクリー号に続いて坂を上っていくことになっていた大きなクラシックカーで、なかなかエンジンがかからず悪戦苦闘していた。ようやくエンジンが動いたときは拍手が沸いた。しかし、急坂を上れるのだろうか? この車は、1919年製ロールスロイスシルバーゴーストだそうだ。


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