
2025年12月9日(火)晴れ,5℃~12℃
日本列島は冬型の気圧配置となり、北海道・東北の日本海側を中心に雪、北陸は曇りや雨。関東から西日本は晴れたが、12月本来の寒さになった。八王子では、朝方曇っていたので冷え込みは少し和らiいだが、日中も曇りがちでヒンヤリしていた。
〇 夜ランの時間なし
東京都蔵元めぐり:福生市
東京都多摩西部、多摩川東岸の福生市に、江戸時代に創業した老舗蔵元、石川酒造と田村酒造場があり、両社は伝統的な酒造りを守りながら、さらに新たな分野への発展を続けている。
石川酒造
石川酒造は、現在の福生市熊川にて、文久3年(1863)に創業し、伝統の技術を受け継ぎながら醸造酒を製造

手作りの銘酒「多満自慢」は、敷地の地下150mより汲み上げる東京の天然水を使用し、秋から初春の頃にだけ仕込みを行う「寒造り」。 米が蔵に届いてから酒に仕上がるまでの作業は、明治期に酒造り用に建築した国登録有形文化財の土蔵の中で、蔵人たちが丁寧に行っている。

白壁の土蔵群と欅の大木、心落ち着く環境の中で、お酒とビールで食事が楽しめる、いわば「酒飲みのテーマパーク」として発展

田村酒造場
田村酒造場は、江戸時代の文政5年(1822)創業、福生市で酒造りを続ける老舗酒蔵

家訓は「丁寧に造って、丁寧に売る。」
代表酒銘の嘉泉(かせん)は、敷地内で酒造りに最適な嘉(よ)き水が湧く井戸を掘り当てた喜びに由来

田村酒造場の本蔵、中蔵、新蔵、水車小屋、玉川上水石垣などが国の登録有形文化財として認定されている。

時代を捉えた進取の精神と気風を織り交ぜた発展を遂げており、2026年春には、日本酒の伝統と進化を体感できる新施設『&KASEN』(アンドカセン)開業をめざして、現在建築工事が進んでいる。 楽しみにしよう!

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