JR貨物の特別重量運搬車シキ611 を見た

景色・八王子市

2024年10月18日(金)曇/雨,19℃~22℃

移動性高気圧が本州付近を覆ったが、関東から東海の沿岸には湿った南東風が入って雨雲が発達した。八王子でも朝から雨がちだった。

◎夜、雨が降っていてランやめた

JR八王子駅構内

JR八王子駅は、中央線、横浜線、八高線のターミナル駅なので、時々、珍しい鉄道車両が停車している。

2024年10月17日16時30分、たまたまJR八王子駅南口駐車場へ行くと、駅構内に赤く大きなディーゼル機関車と巨大な貨物車が停車していた。

先頭のDD200形ディーゼル機関車は、愛知機関区所属のJR貨物の電気式ディーゼル機関車で、後ろの巨大な貨物を運搬するために臨時運用されていた。

シキ611 とは

「DD200-10号機」にけん引されていたのは、日本通運所有の「シキ611B2」と車掌車「ヨ8402」だった。

「シキ611」は、長さ約33m、24軸48個の車輪を持つ吊掛式大物車(おおものしゃ)で、自重量94.8tもあって、200t前後にもなる大型変圧器などを運ぶ。

小山駅常備。JR貨物が運用中のシキ3両(1970年代製)のうち最大のもの

特大貨物輸送時は、車体が前後に2分割され、その間に大物を吊り掛けて運ぶ。

この時の荷受梁には、B2梁(235t積)が配備され、東京電力向け変圧器を輸送していた。

特大貨物輸送時の最高速度は時速45キロに制限されるため、深夜の走行が多い。この日も、八王子駅構内で、深夜運転のために待機していたようだ。

車掌車「ヨ8402」

車掌車ヨ8402は、大型貨物を輸送する際の係員添乗用車両。この車両は、宇都宮貨物ターミナル所属の表記

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました