
2026年1月6日(火)晴れ、‐2℃~11℃
日本列島は高気圧に覆われて晴れる所が多くなった。東京でも晴れたが、日陰では冬本番の底冷えのする日だった。
◎ ランなし
浅草名所七福神もうで
浅草名所七福神は九社寺ある。「九は数のきわみ、一は変じて七、七変じて九と為す。九は鳩でありあつまる意味をもち、また、天地の至数、易では陽を表す」という古事に由来したことによる。
古い歴史を有する浅草には、観音様の境内を中心として広く各所に名跡がある。
2026年1月6日、御徒町駅から歩いて、まず矢先稲荷神社から浅草七福神をめぐった。
矢先稲荷神社:福禄寿
寛永19年(1642)、三代将軍徳川家光公が国家の安泰、市民の安全祈願、武道の練成のために、この地に浅草三十三間堂を建立した。ここでは弓の射技練成のために「通し矢」が行われ、江戸市民にも観覧が許され、評判を博した。この堂の守護神として稲荷大明神を勧請した場所が、ちょうど的の先にあたっていたので「矢先稲荷」と名づけられた。(御徒町駅から1.8km)
神社には、江戸時代の壮大な絵図が掲示されている。

ご祭神は倉稲魂命をお祀りし、創業、学業、人徳の成就と武運長久のご神徳に、武士、町人を問わずに尊信を篤くした。

福徳寿は、長寿の象徴の鶴をはべらせ、白髪白髯、調和のとれた円満な福相をされており、人の最高理想の姿をあらわしている。
鷲神社:寿老人
矢先稲荷神社から北東へ進んで、鷲神社に着いた。昨年11月の酉の日に着た時は参拝者であふれかえっていたが、この日は落ち着いていた。(同3.2km)
鷲神社は、江戸下町を代表する神社で、開運、商売繁昌、家運隆昌、子育て、出世の神徳が深いとされ、「おとりさま」と称されて古くから江戸下町の民衆に篤く尊信されてきた。

寿老人は、中国に古くから伝わる道教の祖、老子が仙格化されたものといわれる。この神は南極星の化身ともいわれ、白髪長頭で長寿の福徳を記した巻物をつけた杖を持つ姿が描かれる。

吉原神社:弁財天
鷲神社の東側近くに、吉原神社がある。吉原神社は、吉原遊廓にお祀りされていた五つの稲荷神社と、遊廓に隣接する吉原弁財天の合計六つの神社がお祀りされている。
吉原神社のご祭神は、稲荷神である倉稲魂命と弁天様である市杵嶋姫命で、開運、商売繁昌、技芸上達などのご神徳がある。

吉原神社のすぐ近くに新吉原花園池跡(弁天池跡)があり、ここに吉原弁財天が祀られている。弁財天は、七福神の中で唯一の女神で、知恵、技芸、財物の福徳を有する。とくに悪声を川のせせらぎのような美声に変える神徳があると信じられ、別名を「妙音天」とも言われる。

弁天池は、1923年の関東大震災の火災で500人もの方が死亡した所で、100年後の2023年にその慰霊法要が営まれた。



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