台風10号の影響で八王子市内の浅川と湯殿川の増水

景色・八王子市

2024年8月30日(金)雨,23℃~26℃

台風10号の日本列島縦断

29日から30日にかけて、台風10号は鹿児島県から熊本県、大分県を通過して、瀬戸内海から四国をユックリと東へ進んでいる。

暖かく湿った空気が南から入り込んで、東海、関東南部を中心に記録的な大雨になった。

八王子でも昨夜から6時間で203ミリという観測史上1位の非常に激しい雨が降って、浅川橋水位観測所で避難判断水位に達して、浅川の氾濫警戒情報が発表された。

朝8時半、八王子市役所の広報スピーカーから土砂災害警戒情報の発令と避難所の開設がアナウンスされた。

その後、雨は小降りになって、浅川の水位は低下して洪水注意報に変わった。

浅川・八高線鉄橋~長沼橋

30日15時、小雨が降ったりやんだりの天気が続いたので、ウォーキングに出た。

浅川の八高線鉄橋に着くと、電車が徐行して渡っていった。川幅いっぱいに水が広がっていた。

橋脚の水位計を見ると、ちょうど青線のところだった。早朝には赤線を越えていたのだろう。手前の河川敷内の遊歩道も冠水していた。橋脚周辺は、今春までに河川整備地事業が完了したところで、よかった。

浅川の下流に向かうと、八王子バイパスの新浅川橋は、新しいだけあって、まだ余裕がありそう。

JR中央線の鉄橋に来ると、線路の近くまで水位が上がっていたが、電車は速度を落とすことなく通過していった。

長沼橋から、本流の浅川に支流の湯殿川が合流する様子を見ると、右側の濁流の浅川に対して、左側の澄んだ湯殿川の流水が同じような勢いだった。

湯殿川

湯殿川を北野駅前まで遡った。

湯殿川の河口付近の川岸の雑草の様子を見ると、増水のピーク時には、コンクリート護岸の上まで水位が上がって、あと1m位で溢水の危険もあった。今春に河床整備事業をやったのが奏功した。

河川改修整備事業の重要性を再認識した。

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