館クリーンセンターを見学した(八王子市)

景色・八王子市

2023年8月16日(水)晴れ/曇,25℃~32℃

日本海に進んだ台風7号に向かって湿った南風が流れ込んで、静岡県などで大雨が続いた。東京でも大気不安定で、所々で急な豪雨になった。八王子でも昼頃、30分位の土砂降りになったが、その後は晴れたり曇ったり。

◎ 夜6kmウォーキング

20時23分出、28℃。股関節に痛みがあったので、速足で6km。キロ9分30秒がギリギリ。(1km)9分38秒 (2km)19分26秒[9:48] (3km)29分04秒[9:35] (4km)38分19秒[9:15] (5km)48分08秒[9:49] (6km)57分38秒[9:30]

館クリーンセンターとは

館クリーンセンターは、老朽化した北野清掃工場に替わる八王子市内の新たなごみ処理施設として、2022年10月1日から本格稼働している。本施設は、八王子市館町にあった旧館清掃工場を建て替えたもので、最新設備、高い発電能力に加え、ごみ処理工程の見学スペースなどを備えた環境学習の場として地域に開かれた施設になっている。

当施設は、土日祝日を含め、予約なしで自由に見学できるので、先週、訪問した。

門を入ると、モダンな建物と巨大な煙突とが見えた。建物は地上6階建てで、隣の煙突は高さ100m。この日は、100m煙突のぼり体験が行われたが、残念ながら参加できなかった。

見学スペース

建物2階の入口から入って、受付を済ませて、4階の見学スペースへ行った。

◎ プラットホーム

エレベーターを降りて、すぐ目に入ったのは、ごみ収集車が、ごみをごみピットに投入するためのスペース(プラットホーム)。この時は、昼休み時間だったので、車はいなかった。出入り口は自動開閉式扉とエアカーテンが設けられ、臭気が外部にもれるのを防いでいる。

ごみピット・ごみクレーン
収集してきたごみを一時的にためておくところ。25mプールとほぼ同じ大きさで、施設で処理する約7日分のごみをためられる。定期的に攪拌することで、ゴミを均一化する。

◎ ごみ焼却・発電施設

ごみの焼却には「流動床式ガス化燃焼炉」を使用。850℃以上の高熱で一気に焼却する。1日あたり160t(80t×2炉)の処理能力を備え、ごみを焼却する際に発生する熱エネルギーを廃熱ボイラで回収して蒸気を作り、この蒸気を利用して発電機を回転させて発電。作った電気(最大4440kw)は施設内で利用するほか、余剰分は売電と、市役所など市内10カ所の公共施設へ自己託送による電力の地産地消を行っている。ごみを燃やして出る灰や排ガスは安全に処理され、灰はすべて資源として活用。排ガスはろ過式集じん器で有害物質を除去し、きれいにして大気に放出される。

◎ 中央制御室
各設備の運転はコンピューターで自動化されており、中央制御室で監視・制御を行っている。

 環境学習

ごみ分別ゲームをやったが、落第した。

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