
2025年12月8日(月)晴れ,-2℃~12℃
低気圧が北海道を通過し、前線が東北や北陸を通過したため雨が降ったが、関東は晴れて小春日和になった。八王子でも日中は晴れて汗ばむ陽気になった。
◎ 時間がなくて夜ランなし
あきる野市の蔵元
2025年12月8日、東京都の多摩西部、あきる野市の中央を東西に流れる清流・秋川沿いに古くから創業する2軒の蔵元(野崎酒造株式会社、中村酒造)がある。仕込み水には、秋川渓谷の山々に磨かれた湧水を使い、じっくり醸造された地酒を造っている。

野崎酒造株式会社
武蔵五日市駅から西へ檜原街道を歩いていくと、五日市警察署の隣にある酒屋に「五日市の銘酒 喜正」が展示販売されており、秋川渓谷で広く飲まれている地酒。流通段階での酒の品質低下を避けるために、販路は目が行き届く地元酒販店と一部地酒専門店のみとなっている。

この酒を醸っている野崎酒造は、明治17年(1885年)創業で、秋川渓谷上流の上記正面に見える城山の山すそにある。

城山からの湧水を用い、現在でも「こしき」を用い、杜氏が手間ひまかけて、仕込んでいく本物の手づくり酒

中村酒造
中村酒造は、あきる野の今でも鮎釣りの盛んな清流 秋川の流域に位置しており、江戸時代の文化元年(1804年)より酒造りを始めている。
その昔、秋川流域に鶴が飛来した事があり、これに因んで縁起の良い名前「千代鶴」を銘柄としている。令和4年全国新酒鑑評会で金賞受賞するなど数々の受賞をしている。

仕込水は、秩父古生層によって磨かれた清冽な水を地下170mより汲み上げたものを使用し、仕込蔵は江戸時代に建築された土蔵と、一年を通じて10℃以下に保たれる空調完備の近代蔵の両方の特長を活かし醸造

酒蔵の隣には、千代鶴酒造り資料館があり、昔の酒造りの道具などが展示されている。


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