身延山久遠寺を参詣した

景色・山梨県身延町

2024年5月31日(金)雨/雲,15℃~22℃

台風1号は日本の南・伊豆諸島付近で温帯低気圧に変わったが、低気圧と前線の影響で全国的に雲が残った。八王子でも朝は強い雨が降り、昼前にはやんだが気温は上がらなかった。

◎夜6kmランニング

19時10分、20℃、南風3m/sでランには好条件。5日前のハーフマラソン後のふくらはぎの痛みが続いている。(1km)6分06秒 (2km)11分44秒[5:38] (3km)16分58秒[5:13] (4km)21分34秒[4:36] (5km)26分57秒[5:22] (6km)31分40秒[4:43]

身延山久遠寺

山梨県身延町にある「身延山久遠寺」は、鎌倉時代に日蓮上人によって開かれたお寺で、日蓮宗の総本山。

1274年、日蓮聖人は身延山に入山し草庵を住処とし、1281年に本格的な堂宇を建築し「身延山妙法華院久遠寺」と命名された。その後、1475年に現在の地へ移転され、伽藍の整備が進められた。 

三門

2015年6月21日、西湖ロードレースに出場後、会場から車で出発して、精進湖と本栖湖の沿岸を通って約40km、12時40分、身延山久遠寺の駐車場に着いた。

12時50分、巨大な久遠寺三門に着いた。三門は、久遠寺の本堂に至る正門で、1907年に大規模改修された。高さ21m、幅23m総ケヤキ造りの巨大な門で、京都の南禅寺、東福寺と並んで「日本三大三門」の一つとされている。

「三門」は、「空」「無相」「無願」の三解脱をへて涅槃に至るという意味。

菩提梯

三門を通ると、杉木立の中に急こう配の287段、標高差104mの「菩提梯」がある。この階段は一段の高さがとても高い。「梯」は、これを登り切れば涅槃に達するという意味で、南無妙法蓮華経の7字になぞらえ、7区画に分けられている。

本堂

階段を登り切ると、広々とした久遠寺の境内が現れ、左手に五重塔を見て、正面にある本堂を参拝した。

400年前に建てられた五重塔は、1875年の大火で焼失したが、2009年に再建された。高さ38.2mの壮大な塔。

身延山

本堂の左手へ行くと、身延山山頂に上がる身延山ロープウェイがある。標高390mの久遠寺駅から1,153mの奥之院駅まで全長1,665mを所要7分で上がる。高低差763mは関東一。

一方、徒歩の参道は片道5kmで2時間半かかる。

この日は、雨で霞んでいたので、山頂は断念したが、次は山頂からの絶景を眺めたい。

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